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かたりたまえ
ー感想ー
読みやすい文体でありながら、人の心に霧を落とすようなシリアス展開が起こり、生きることに対して機能不全的な主人公の推し活動という「背骨」と、背骨を外部に仮託するという危険性を描いている。
この背骨という単語がラストの描写に重さを感じさせ、その重さというのが生きるという責任の重さなんだな、と感じさせられた。名作だよ!
あかり同様普通になりたい、という願望は自分にもあり、常々変えよう、変わろうとは思っている。
でもそれは皆を納得させるような形には外部に表せなくて、良い印象は持たれないし、気を使わせてしまう。
どこが違うんだろう、どうして出来ないんだろうと思考したところで何か変わる訳でもない。
落ち着いて、頑張ってと言われても、頑張ってない訳では無いんだけどなと言い訳めいたことを思ってしまう。
これが病気だったとして、じゃあ働かなくても良いよねという訳にはいかないのが現実なんだろう。
病的な自分が、普通じゃない自分がまともな人達の足枷になって働いて、まともな人の面して給料をもらって、同じことで叱られながら生きていく。
これが現実なんだからもう死にたい……という加糖の言葉なんて死ぬほど嫌いだ。
自分自身にとっての背骨は本であり、アニメであり、映画であり、つまるところ虚構性である。
現実を生きるために推し活動をするのが現実逃避だと非難するのは、虚構性に頼らなくてもいい人生を送った人達の偏った思想だろう。その人達はまともなんだろうが本質を分かっちゃいない。
確かに現実逃避ではあるが、本当に現実に逃げてるわけじゃない。現実を受け入れるために現実逃避という手段が必要なだけだ。
最近めっきり本を読むことも、創作をすることもなくなったが、この作品を読んではっとした。
現実を受け入れるために現実逃避をするのだと前述したが、その時間すらない場合現実の向き合い方が分からなくなる。空っぽになるのだ。
つまり、現実逃避は自己の存在証明としても機能していたのだ。

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コンテンポラリーダンスの特徴は?
コンテンポラリーダンスの特徴は以下の通りです。
自由な表現: コンテンポラリーダンスは、伝統的なダンススタイルにとらわれず、個々の表現や感情を重視します。振り付けは即興的で、ダンサーの個性が反映されることが多いです。
多様なスタイルの融合: バレエ、ジャズ、ヒップホップなど、さまざまなダンススタイルを取り入れ、独自のスタイルを形成しています。これにより、観客に新しい体験を提供します。
身体の動きの探求: 身体の動きや重心、空間の使い方に重点を置き、ダンサーは自分の身体を深く理解し、さまざまな動きを探求します。
社会的・文化的テーマ: コンテンポラリーダンスは、社会問題や文化的なテーマを扱うことが多く、観客にメッセージを伝える手段としても機能します。
音楽との関係: 音楽は必ずしも必要ではなく、時には無音や環境音を使用することもあります。これにより、ダンス自体がより強いメッセージを持つことができます。
これらの特徴により、コンテンポラリーダンスは非常にダイナミックで、観る人に強い印象を与えるアートフォームとなっています。

アース
#シャドバWB



まろど

ほーち
コンテンポラリーダンスの歴史は?
コンテンポラリーダンスの歴史は、20世紀初頭にさかのぼります。以下にその主要な流れをまとめます。
起源(1900年代初頭)
バレエの伝統からの脱却を目指し、自由な表現を求めるダンサーたちが登場。
イサドラ・ダンカンやマーサ・グレアムなどが先駆者として知られる。
発展(1940年代〜1960年代)
アメリカでのコンテンポラリーダンスの確立。グレアムのスタイルが広まり、身体の動きと感情の表現が重視される。
ジョージ・バランシンやアルヴィン・エイリーなど、さまざまなスタイルが生まれる。
多様化(1970年代〜1980年代)
ポストモダンダンスの影響を受け、ダンスの定義が広がる。
ストリートダンスやヒップホップなど、他のジャンルとの融合が進む。
現代(1990年代〜現在)
テクノロジーの進化により、映像や音楽とのコラボレーションが増加。
社会的なテーマや個人のアイデンティティを反映した作品が多く見られる。
コンテンポラリーダンスは、常に進化し続けるアートフォームであり、さまざまな文化やスタイルが交わることで、今後も新しい表現が生まれていくでしょう。

幾多斗
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