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よん

よん

私が20代前半の時、勤務先の先輩に誘われて銀座で開かれた赤塚不二夫展に行ったことがある。

先輩とは15個離れていて、彼女は憧れのアラフォー女子だった。

展覧会の帰りに路地裏にある喫茶店に行った。

当時はまだスマホも無い時代。

こんなお店がこんな所にあるなんて誰も知らないだろうなぁと思うようなお店だったが、店内は常連と思わしき落ち着いた印象のお客様達でそれなりに賑わっていた。

先輩はそうして、おぼこい私に大人の隠れ家のような、場所・恋愛話・仕事へ取り組み方をいくつも教えてくれたのでした。

あれから20年近く経ち、私がアラフォーになった。

赤塚不二夫展で見た「これでいいのだ」という境地に辿り着きつつある。

今、先輩は、還暦を迎えようとしている頃。

「私絶対に肩は出したいのよね。だから冬でもコートの下はノースリーブって決めてるの。」

「私おばあちゃんになっても背筋がしゃんとして、ショートカットで綺麗なワンピースを着るって決めてるの」

彼女はそう言っていた。

今頃どこかで、そんな様子で「これでいいのだ」と、思って過ごしておられるといいなぁと思った。
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コメント

サイババ様

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素敵💓な方[照れる]

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よん
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ばばちゃんも素敵な方よ[照れる][ハート]
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