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️🩵🩷️‪💚 マチルダ

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お歳暮


十二月に入ると、街並みの空気も少し変わる。

「締めくくり」の気配から 自然に“今年も残りわずか”という言葉が浮ぶ。

大人になると
「1年が早い」がすっかり安定の口癖

そして仕事上のお付き合いも兼ねて
やらねばならない事がお歳暮だ〜

お歳暮は、贈り物そのものよりも
「今年もあなたに支えていただきました」という気持ちをそっと包む、日本らしい習慣だと思う。

不思議とお歳暮を選ぶとき、頭の片隅には必ず相手の暮らしがよぎる。
複数人の居る会社に贈るなら個別包装されていて手軽に食べられるものを選んでしまうし

お世話になっているご家族の方には量よりも質が喜ぶのだろうかとか。

あの家の子供は成人したから 子供が喜ぶものは違うのだろうかとか。

あの方は 最近 糖尿病だから食べ物は身体に良いものにした方が良いのかとか。

相手のことを考えながら商品を手に取っては戻し、また迷う。

そんな事を考えながら選ぶ時間も少しだけ好き。
お歳暮を受け取る側になったときも同じ。
贈り手さまも忙しいなか、こちらのことを思い出してくれた気持ち。
その見えない “ひと手間” を受け取るとやっぱり嬉しい。そして今年はなんだろう?と箱を開ける瞬間は子供の頃にプレゼントを開ける気持ちと近いくらいワクワクする。

お歳暮という文化は、ただの形式だといわれることもある。けれど、誰かを思い、感謝を形にする機会が年に一度あることは、
やっぱり豊かなことのように感じる。

年の瀬は何かと慌ただしく、自分のことだけで精一杯だし、買い物めんどくさいしと思ってしまうけど。。。
「ああ、この人のおかげで、今年も無事にやってこられたな」と思い返しながら
贈る人がいて、贈りたいと思える一年があって、
受け取ってくれる相手がいる。

そんな気持ちを考えさせられる12/1でした。
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