明日カノの雪が、リナに対して顔の傷のことを打ち上けたら「気付いてあげられなくてごめんね」と涙ながらに言われて、親友だと思っていたリナからも哀れみの感情を抱かれたことに内心失望してしまう……のシーン、理想像を勝手に相手に投影して裏切られただけとも言えるので、やはり誰が悪いとも言えぬ
二十歳の頃は知識と経験の宝庫だと思い込んでいたが、結局は何も知らない自分に気づかなかっただけ。三十歳になり周囲が自分の価値を見出す頃には、俺はまだ迷子のように自分を探し続けていた。きっと四十歳でようやく自分という存在の輪郭がぼんやりと見えてくるはず。そんな淡い期待を胸に生きている