愛でやすいフォルム（丸い、小さい、柔らかい）を全て「ベビー」って言葉に集約させてることに傲慢さを感じる。「ベビー」ってそもそもは年齢ステータスでしかないのに、そこに元々ない意味を持たせた瞬間それって偏見の始まりだからね。 人間の脳って基本的に「弱者＝保護対象」っていうふうに理解するようにはなっている。ただそこに「＝かわいい」も足した瞬間、それってもう自分勝手な回路でしかないんだよね。

竹光

派生語とは本体+構造的整合制があって初めて成り立つんだよ。本来存在しない意味の言葉で「これが言葉の構造です！」って言ったらそれは文化人類学への反抗では?

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竹光

@竹光 ： 「ベビー＝弱者＝保護対象＝かわいい」この構造ならわかる。俺の思考って基本的に「文化は生物的本能の延長線にある」から。 ただその「弱者＝保護対象」っていう構造の一部を取り除いて「ベビー＝かわいい」にした瞬間、「文化の死骸化」が起きる。構造が無くなると、文化は消えるんだよ。

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竹光

@竹光 ： 例えば、クリスマス。クリスマスって本来はキリストの誕生を祝ってご馳走を捧げる日。七夕は神話+収穫祈願、今は短冊に願い事を書くだけの日。でもどちらも完全に元の構造から外れたわけではない。軸は微かだけど残ってる。文化の死骸ってのは、クリスマスが10キロマラソンの日になって、七夕がチャーシューを煮込む日になるってレベルの話

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竹光

@竹光 ： これを文化史では『意味の空洞化』って言って、構造は存在しないけど記号だけ残ってる感じ。ゲームとか映画のゾンビがひたすら生前と同じこと繰り返してる感じに近い

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