俺らがもっと考えるべきなのは、 ①関係性にルールを与えたのは誰か?国家、宗教、生物的本能、家という制度？ ②独占とは本能or社会設計？嫉妬とは自然現象なのか、それとも文化のアップデートの副作用？ ③家族モデル（夫婦+子供）は変化可能か否か？ って感じのことかな

@竹光 ： 正直やってることはハンターハンターわかる人なら知ってると思うけど、「キメラアント編」に近い。 あれってただの善悪物語じゃなくて、人間が持ってる、欲望、倫理、集団心理、個々、愛、本能、文化、支配、共存etcを人間に客観視させてる物語だからね。メルエムが最終的にコムギと生み出した物は「結婚」とか「カップル」なんて人の生み出したラベルじゃなくて、関係性っていう次の次元への進化。 正直キメラアントと比べると人間側は野蛮で、理解できない脅威は「悪」と決めつけて消すばかりの存在に過ぎないんだよ、って話なんよね

@竹光 ： 寄生獣もそれに近い。人間社会の価値観に人を餌として食す異質な存在が割り込んで、「何をもって人間と言うのか？」「共存は可能か？」「支配or融合？」っていう、人間の持ってる前提の形を再認識させられる。 結局、新しい価値観っていうものは既存の価値観の正体を暴いてきて、人の作り上げた基盤という揺らぎ続ける価値は簡単に塗り替えられるんだよ？ってことを描いてるわけで、「人類という種のアップデート段階」を提案してきてるだけなのかもね、オープンマリッジも寄生獣も

@竹光 ： ちなみにこんなこと考えてるのは、あくまで俺が「肯定派・否定派」って分け方が大嫌いってだけで、別にオープンマリッジを肯定しているわけでも否定しているわけでもないです。 物事には必ず『構造』『前提』『当たり前』が存在して、人はなぜそれを信じるのかっていう観察と解析をしていくと視野ってものは無限に広がって、肯定否定という問いの立て方がいかに不安定で雑なのかが見えてくるなーって考えるとめちゃくちゃ楽しいよっつー話