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千賀狂のただのオタク@NoA
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吉田城先生の『草稿研究』にめぐりあって、テクスト生成の過程の片鱗を知ってから、私の中の精神科医がにわかに目覚めたのであった。精神科医は、眼前でたえず生成するテクストのようなものの中に身をおいているといってもよいであろう。
そのテクストは必ずしも言葉ではない。言葉であっても内容以上に音調である。それはフラットであるか、抑揚に富んでいるか? はずみがあるか? 繰り返しは? いつも戻ってくるところは? そして言いよどみや、にわかに雄弁になるところは?
私たちは星座をみるのではない。 星座はコンヴェンションだ。むしろ、新しい星のつながりのための補助線を引く。いやむしろ、暗黒星雲を探し求める。 語られないことば、空白域の推論である。資料がなければ禁欲する歴史家と、そこが違う。
また、時に、私たちは患者の書いた日記などを読む。 患者がみて育った風景をみにゆく。さらに、時には、患者の死への道行きの跡を辿る。 患者の読んだ本を、あるいは郷土史を読む。それがすぐに何になるわけでもないが、そんなことをする。
テクスト生成の研究者は、もちろん草稿なしには語らない。その点では私たちよりも歴史家に似ているだろう。しかし、膨大な草稿の中で次第にテクストが選ばれてゆく過程を読むと、私には近しさが感じられる。それはものを書く時に、 語る時に、私たちの中に起こっていることだ。 患者の中にもおそらく起こっていよう。ただ、重症の患者の中では、揺らぎや置き換えが起こらない。しかし、治癒に近づくと彼ら彼女らの文章はしばしばそんじょそこらの〝健常者"をしのぐ。病いにはことばをきたえ直す力さえあるのだろうか?
草稿一つで鬼の首でもとったように、吉田先生は決してなさらない。その歴史を、しばしば現地で裏付けされる。隠し味になっているものはもっと多かろう。精神科医はたいていの場合には当人にきくことができる。『草稿研究』には画家の場合も出てくるが、精神科医のアートセラピーならば、筆のためらい、丁寧に描くところ、そそくさと終えるところ、描く順序、空白に残すところ、その間の表情の変化、時たまのつぶやき、稀にそこから発展する会話を、場を共にしつつリアルタイムで知ることができる。 文学研究者にはない特権である。
ところが、『草稿研究』 の吉田先生は、このハンディキャップにもかかわらず、草稿とその生成過程と背景とを、時には、私たちがその特権によって到達できる位置に迫っておられるのだ。俊敏で勤勉な精神の長き持続の栄光である。
些細な形容詞の変更、時称の選択、何よりも捨てられた草稿、置き換えられた表現、思い切った削除――これらによってテクストが一変する。その前の痕跡をそれとわからぬほどにみせながら――。これはほとんど私たちの推論そのものだ。いや、九九パーセントの精神科医はその安易な特権を十分活用していないであろう。もちろん、私たちは臨床家であって、知的興味に放埒に浸ることは非とされるが、臨床の場で必要な知的謎解きの静かな興奮は許していただきたい。それなくばそもそも仕事になるまいからである。
もちろん、プレイヤード版の校訂編集の完成は画期的なことである。 足場をとっぱらって建築が初めて建築家の意図した姿をわれわれの眼の前に現すように、完成されたテクストはかけがえないそれ自体の価値を持つ。
しかし、草稿研究の一端をかいまみたのち初めて、『失われた時を求めて』 は立体的で重層的で星雲的なものに見えるようになった。私の中の精神科医が目覚めた。精神科医は精読家 liseur ではないが、ためらい、選び、捨て、退き、新たな局面を発見し、吟味して、 そして時に棄却し、時に換骨奪胎する精神の営み、そういうテクスト生成研究の過程を身近なものに感じる。私は、先生の『草稿研究』を読むとき、あるいは内容を駅頭で思い出す時でさえ、ほとんど喜悦のあまり、胸郭のおのずと広がる思いがするのである。
(中井久夫「吉田城先生の 『 「失われた時を求めて」 草稿研究』 をめぐって」初出2007年『日時計の影』所収)

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