「おれの名前はダイだ！勇者ダイだ！」｜うず潮の投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

私はまだ学生だし、本当の意味での働くつらさとか知らないし結婚もまだだし、何も分かってはいないんだろうけど。でも、「子なし夫婦で何が悪いの？」ってふんぞり返ることは違くないかって思う。

「残念ながら子なし」なのか「選択的子なし」なのかに関わらず、それ自体はいいと思う。すごくいいと思う。正直そっちの方が自分自身は幸せになりやすいんじゃないかって思う。
けど「次世代の子」が生まれなきゃ社会は成り立たないんだから、せめて子ありの家庭に対して優しくあってほしいって思う……それは別に親切にしてくれなくたってよくて、働くこと・税金を納めることでも、子どもにやさしいマニフェストを掲げる政治家を支援してくれることでもなんだっていい。

「義務を果たしてない」なんて言い方しない。別にそうも思ってないし。
だけど事実として、自分身1人が未来永劫働き続けて社会貢献し続けるなんて無理で、それを担う人がまた1人2人途切れてしまうっていうのは社会にとっては多分すごく痛手。
"会社"なんて小さな社会にいると「自分1人いたっていなくたって変わらん」とも思いがちだけど、間違いなく日本って国にとってはすごく不利になる。そのことだけわかっていて欲しくて、「一欠片も愛国心ないし。日本食だって好きじゃないし。日本のサービスに心地良さだって覚えないし。」っていう人だけが「は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！？！？？！！？！？てめえらのガキに興味なくって何が悪いの！！？！？？！？！？？！！？！？？！？」って叫べばいいと思う。

少なくとも「選択的子なしで私たちすっごく幸せ♡」ってだけの発言じゃあまりにも無責任だし、「だからこそこの幸せは未来を支える誰かにも分けてあげたい」って気持ちでいてほしい。投稿文にそこまで書けなんか言わないから、せめてそういう気持ちだけは忘れないでいてほしい。

LGBTQ+？だからなんだ。私の友達のレズカップルはいずれ養子をとるか孤児院を経営しようって言ってる。
でも別にみんながみんなそこまで大掛かりなことやれなんて言ってない。上に書いたみたいに、自分に出来ることだっていくらでもあるでしょ、ただ思いやりの心持とうよって言ってるだけ。

もうちょっと他所の子に優しくなろうよ。

今朝は小学校の高学年に絵本の読み聞かせでした📘

「ルリユールおじさん」
いせひでこ　作

フランスには、壊れてしまった本を直す「ルリユール」と言われる職業があります。

…ソフィーの大切な植物図鑑が壊れてしまいました…本屋さんには、新しい本は沢山あります。

「でも。私、どうしても、この本を直したい！」

パリの街を歩き回り、「ルリユール」おじさんのお店を見つけました！

「…こんなになるまで、良く読んだねえ。
ようし、なんとかしてあげよう！」

「ルリユール」の手によって、本は1度、バラバラになり、そして綴じ直されて行く工程が、丁寧に描かれています。
（「ルリユール」という言葉は、「もう一度繋げる」と言う意味もあるそうです。）

おじさんの作業を見ながら、ソフィーは木が好きで、アカシアが特に大好きだと、話します🌳

作業が一段落して、おじさんとソフィーは公園に行き、ベンチでパンを食べながら、樹齢400年以上の大きなアカシアを眺めながら、お話をします。

「私、大きくなったら、世界中の木を見て歩きたいな。」

…「ルリユール」おじさんはふと、父の言葉を憶い出します。

「本には大事な知識や物語や人生や歴史がいっぱい詰まっている。それらを忘れない様に未来に向かって伝えて行くのが、ルリユールの仕事なんだ。」
「修復されて、丈夫に装丁される度に、本はまた新しい生命を生きる。」

翌朝、ソフィーが「ルリユール」のお店を訪ねると…

「ARBRES de SOPHIE」…
ソフィーの木達。金の文字でソフィーの名前が刻まれた、表紙はアカシアの絵の美しい本が完成していました！🌟

「私だけの本！」

「ありがとう！ルリユールおじさん。」

…おじさんの創ってくれた本は、2度と壊れる事はありませんでした。

伊勢英子さんの美しい水彩画が素晴らしく、特別な本を1冊持っている方や、本好きな方に読んで欲しい絵本です🌟

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