お弁当何かなくらいしか楽しみないな唐揚げ弁当がいい

昔、南仏ﾌﾟﾛﾊﾞﾝｽを旅した時にこの地方でつくられているsantoùon(ｻﾝﾄﾝ)と呼ばれる土人形(牛さんもいるよっ[大笑い])をおみやげに買ってきました。色彩がつけられてるものと素朴な土の生地のままのもの。私は生地のままのがいいかなぁ[照れる]大きさは4ｾﾝﾁくらい。crèches(ｸﾚｰｼｭ:ｷﾘｽﾄの降誕場面)を飾るためのお人形さん。ﾏﾙｾｲﾕの Jean-Louis Lagnel (1764-1822) さんが最初につくって、今はﾌﾟﾛﾊﾞﾝｽの伝統産業になってる。ところで、この地方にはﾌﾗﾝｽ最大の湿地帯があって、地中海とﾛｰﾇ川とその支流に囲まれたﾃﾞﾙﾀ湿地帯Camargue(ｶﾏﾙｸﾞ)。ｿﾙﾄが有名ねっ[ウインク]そのｶﾏﾙｸﾞにある地中海に面した小さな港町がSaintes-Maries-de-la-Mer(海から来たﾏﾘﾔたち)。この町には伝説？があってｷﾘｽﾄの死後、ﾏﾘﾔ・ﾔｺﾍﾞ(ｲｴｽの母ﾏﾘｱの姉？)、ﾏﾘﾔ・ｻﾛﾒ(12使徒のﾔｺﾌﾞとﾖﾊﾈ兄弟の母)と召使のｻﾗちゃん。この3人ｼﾅｲ半島(ﾊﾟﾚｽﾁﾅ)で迫害を受けて(帆もｵｰﾙもない舟に乗せられて[目が開いている])海に、うーん地中海？に流されたんだけどﾌﾟｶﾌﾟｶ。流れ着いたのが、この小さな港町の海岸。３人はこの町に留まって人生を終えましたが、召使ｻﾗちゃんはいろいろあってGitan(ｼﾞﾌﾟｼｰは英語)の守護神になっちゃった[大笑い]あっ！このｼﾞﾌﾟｼｰってｴｼﾞﾌﾟﾄから欧州大陸に逃れてきた「ｴｼﾞﾌﾟﾄから来た人」という意味のEgyptian(ｴｼﾞﾌﾟｼｬﾝ)の頭のEをとっちゃってGyptian、えぇ〜いypもとっちゃえ！ってGitanな感じ。少し北にいったNîmes(ﾆｰﾑ)で初めてGitanの人たちのｷｬﾝﾌﾟに遭遇したけど、やっぱりｱﾗﾝﾄﾞﾛﾝ(Le Gitan.1975)思い出した。あっ！ﾆｰﾑってPont du Gard(古代ﾛｰﾏ水道橋)が有名、当時は橋の最上部を歩くことができたんだけど幅2ﾒｰﾄﾙくらいで手摺なし。正直「死と隣り合わせ」初体験だった[びっくり]Stendhalさん(「赤と黒」1830)もここ訪れて、かなりﾋﾞﾋﾞったこと日記に残してる[泣き笑い]。横道それたけど「多様性社会の受入れ」と「弱い立場の人たちへの配慮」は(色々複雑な問題はあるけど)本当に大切[照れる]って感じた南仏は、また訪れたい場所ﾀﾞﾖ。