とんぷく薬を再び飲むようになっている｜piの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

ドイツに住んでいた頃のブログを読み返していて懐かしい思い出がいっぱい。

最初アパートが見つかるまで僕は長期滞在者用ホテルに住んでいた。
そこで僕は洗濯機が無くて困っていたのだ。

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洗濯機はえらいのだ。

僕は洗濯機を発明した人を尊敬する。

もう無条件に尊敬する。全面降伏する。どうしてノーベル賞をあげないのだ。
コンピューター、車、冷蔵庫、アメリカ大陸を発明（発見）したよりも数段えらい。比にならない。

だって僕、洗濯機なかったんだもん。

洗濯機のない生活。

それはもう大変なのです。もう一日中洗濯のことばかり考えているです。
”ああ、洗濯物たまちゃったなあ。もう・・・”って

”洗濯ってめんどうなのよねーーー”って嘆いている人よ。
あなたは人生の深みの１％もわかっちゃいない。

あなたの人生に洗濯機以外いったい何が必要だというのですか？

洗濯機のない生活は今や想像を絶する。
たいへんを通り越して哀しささえ漂う。

僕、１ヶ月以上、洗面台で洗濯してました。下着と靴下。手でごしごしと。
（ワイシャツはかろうじてクリーニングに出しておりましたが）
ドイツ人の友達は、下着もクリーニングに出しちゃえばいいじゃんって軽く言うけど、

日本人的感覚では、それだけはできない。
（たぶん外国人は平気なのであろう。人前で、食事中であろうが、おもいっきり鼻をかむ・・あの感性はいまだに理解不能）

この国にコインランドリーというものはないのか？

もちろんあるらしい。うわさでは。見かけたことはない。

ずーーと周りの人に聞きまくっていたが、だれも知らなかった。
（つうか長期滞在施設に洗濯機がないということ自体が異常な事態である。）

ところが、ある日

”俺知ってるよ”

と言うやつに、ついに出会いました。

あぶなくハグしかけた。

そんで、Googleマップで場所を教えてもらった。

”死ぬほどコインもってかないとダメよ”
というありがたいアドバイスもいただいて、コインも必死でためました。

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ところがです。なんとあったです。こんど引っ越した長期滞在者用ホテルにに。

昨日の朝、ワイシャツをかかえてロビーに行って

”これクリーニングお願いしまーーす”って言ったら、

”何でクリーニングなんか出すのよ、あんた。いくらかかると思ってんの。高いわよ。びっくりするぐらい。”
”３階に洗濯機あるから自分で洗えば良いじゃない”って。

まあホテルとしては不思議なアドバイスとも言える。

客が、洗ってほしいって頼んでいるのに、お金（もちろんお客の）がもったいないから自分で洗えって、強く勧める。

というか”クリーニングなんかさせないわよ”と言わんばかりの勢い。
（この辺が、過度に親切なドイツ人の片りん）

まあ良い。
ついに、洗濯地獄から開放されるのだ。
つか、本日開放された。

５枚ほどのワイシャツは、きれいに洗濯され、乾燥機にかけられたのだ。

だけど・・・・・

アイロンってどうなるの？

そこまではホテルの人アドバイスしてくれなかったです。