テーラーを営む晩吟の所へ画家だという男・曦臣がやって来る。大きな賞を受賞しその式に着ていくためのスーツを誂えに来た曦臣は、晩吟を熱っぽい眼で見つめ、「私は初めて人間を描きたいと思った。私のモデルになってくれないか」と熱心に口説いてき、心がざわめく晩吟の回(一年後にくっつく曦澄)