80年前の惨事を米国の「功績」と称揚し、核兵器廃絶の理想を冷笑する者は、表面的にリアリストを気取っているだけで、単に考えることを放棄しているに過ぎない。まことの教養人ならば、現実の倫理と真正面から向き合い、理想をあきらめないはずだ。