K2記念すべき500話が宮坂さんのご実家にご挨拶に行く話だなんて。今までの進展のなさからすると夢みたいだ。でも無料開放一気読みの新規は也宮が当たり前の也宮ネイティブ世代になるのか…

あんまり大きい声で言えないからここに書くか…
実写版秒速5センチメートルの映画を観た。
どうやら巷では原作ファン含め、おおむね好評らしい。

以下ネタバレ注意

おれも当時からずっと原作アニメがあまりにも好きすぎる厄介オタクなのだけれど、、、解釈不一致がちらほらあってモヤる。
何よりも松村北斗を主演に据えたのがあまりにもミスキャスト…というか、、松村北斗が解釈してる遠野貴樹像がそうじゃないんだよって言いたすぎて。
演技力にケチを付けてるわけではなく、遠野貴樹というキャラクターへの解像度がね。。
たぶんほぼこういう感想持った人いないと思うからおれが異端なんだろうし、松村北斗ファンもこわいしで逃げでここに書いてる次第。
全キャスト中ワースト。貴樹はそうじゃないんだよ…愛想笑いとかしないしもっと心が死んでるし、逆にラストはなぜ原作通りに憑き物が落ちたような表情を作らなかったんだ…？
監督の指示なのかもしれんけどそうだとしてもあの演技はない。

逆にいちばん良かったのは幼少期明里。
アニメからそのまま出てきたような再現度とかわいさが凄かった。ほんとかわいい。
同じく花苗役の森七菜。
恋する女子中学生の演技がリアルすぎて手放しで褒めたいくらい良かった。
あと水野さん。
あまりにも解釈一致。好きすぎる。

原作を実写で表現するっていう熱量は素直に評価する。
でも「どれほどの速さで生きればまた君に会えるのか」っていう原作の主題が霞んでたのが駄目すぎる。
明里からの「大丈夫」って言葉を糧に(同時に呪いでもある)大人になった遠野貴樹が実写映画にはいない。
なんなら忘れてたとか言いやがった。
プラネタリウムのシーンで間接的に明里の言葉を受け取るのは実写映画の山場なんだろうけど、ひどい解釈不一致で刺さらなすぎた。。

逆に原作にはない「約束」をずっと覚えていて。
この原作改変、松村北斗に桜の木の下のシーンをやらせたかっただけじゃ…？とか邪推してしまう。
別に嫌いじゃなかったけどアンチになりそうだわ松村北斗…

まだ言いたいことは溢れ出るんだけどとりあえず一旦ここまで。
きっとここにも同志はいないだろうから異端の感想でした。
ネガキャンすまぬ…。

#秒速5センチメートル