デリカシーのなさに疲れ果てて別れた元カレ（19歳）が、わずか1週間も経たないうちに、かつて私に嫌がらせをしていた同い年の女の子と付き合っていました。

デリカシーのなさに疲れ果てて別れた元カレ（19歳）が、わずか1週間も経たないうちに、かつて私に嫌がらせをしていた同い年の女の子と付き合っていました。

付き合っていた頃から、彼にとって「彼女」というポジションには、誰でもいいのかもしれない——そんな予感はしていました。
彼は、まるで精神年齢が5歳児のような人。デリカシーのない言動も、悪意というよりは、素直すぎるがゆえの無自覚さから来ていたと思います。単純で、愛らしくて、でも無意識に人を傷つけてしまう。
それでも私は、彼を憎む気持ちにはなれません。

5歳児が「大好きな人に離れたいと言われた」としたら、深く悲しむように、
彼も同じで、傷ついた心を癒すために「彼女という存在」でとにかくその穴を埋めようとするしかなかったんだと思います。そして、それが無自覚なのも、彼らしい。
今までの恋愛も、半年以上続いたことはなかったそうです。

実際、私と付き合うきっかけも、彼が元カノに振られた1週間後に、彼から突然連絡が来たことでした。しかもその元カノと別れた理由も「デリカシーのなさ」だったとか。

きっと今、彼は「恋をしてる！愛してる！愛されてる！」って無邪気に思ってるはずです。
でも、客観的に見れば、彼は“彼女という肩書き”がつけられれば、相手は誰でもよかったんだろうなとしか思えません。
そんな彼に、私が今伝えたいのは一言、「しっかりしろ」。それだけです。

さて、今カノであるその女の子について。
彼女は私と同じ団地に住んでいて、小中学生のころには、彼女とその母親が私や家族について根も葉もないことを言いふらしていたこともありました。（友人からの後日談）

今思えば、彼女のそうした言動も、母親の影響が強かったのかもしれません。
おそらく、自分の娘を、私たち幼なじみの輪にどうにかして入れたかったのでしょう。あるいは、ただの嫉妬か……真相は分かりませんが、近所中に私たち家族の悪評を流して孤立させようとしていたのは確かです。

あの頃は本当に苦しかった。でも今は、噂に流されず私たち家族とちゃんと向き合ってくれる人が周りにたくさんいます。
だからこそ、今はなんとか平穏に暮らせているけれど、あの親子には本当に手を焼かされました。

しかもその母親は、放っておいたら「○○さんが人を殺した」とか言い出しそうなくらい。妄想力が無限大です。＋スピーカーなので恐ろしや恐ろしや...。その母親に育てられた娘も負けず劣らずなので..目が回りそう。

だからこそ、今いちばん怖いのは、
元カレが、無自覚にその親子に私の病気やプライベートなことを話してしまっているんじゃないか、ということ。想像するだけで気が滅入ります。
そして、素直な元カレだからこそ、もしあの親子の話を聞いていたら鵜呑みにしそう。私と彼が付き合っていたときの幸せな記憶さえも壊されてしまうかもという切なさもあります。

最近は、バイトや学校の行き帰り、家の近くの坂道に、彼の目立つ赤い車が停まっているのをしばしば見かけます。