社会で生きていくということは人を喜ばせるということだ。と気付いた時、僕はどのような場所でも生きていける気がした。能力はないけど、誰かを喜ばそうと真剣に考えたら、何かしら案は出てくるから。喜んでくれる人がいれば僕の存在は認められると思ったから。
団体で来ていた高校生たちが近くにいて、「青い髪の人格好良かったー!何て名前なんだろう?」って会話が聞こえてきてマグヌス役の希波らいとくんです!と心の中で訴えてしまったいきなり話しかける勇気はなかった……