エンドルフィン出してよ｜GRAVITY(グラビティ) SNS

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わたり（未亡人）

2025/06/10

エンドルフィンだしてよ

「ね、その赤いシミ...」
あぁ、これはキムチ溢しちゃって
笑、なんてことないんだよ、なんてことは。
ね、そんな事よりさ、あのバス停の緑と、太陽の暖かい光とさ、そんなのばっか見てたらいいよ。
こんなこと、気にしないでもう、忘れて。

僕はさ、ダメだったみたいで、あなたでは、あなたでも。
でも、あなたはどうだったのって、そんなのちょっと意地悪だな。

今日さ、黒い猫が目の前を通ったんだ。
振り返って、僕のことじっと見つめてきたんだ。
僕は「ねぁ〜」なんて言っちゃって、それでも猫はずっと見つめてたんだ。僕と猫で、蜂をはさんで。

あ、ねえ、最近暖かいんだ視界が。
気分がいいとかそんなんじゃなくてさ、ただじんわりとあったかくて。でも僕、なにもできなくて。
「やるつもりなくて出来てないのか、色々やってるけど結果できてないのか、君は大丈夫」って言うけれど。
結果だけみてしまう僕は、間違っているのかな。

オレンジがヲレンジになっていて、別にいいなとも思わなかったのに買ったんだ。小さくて、扱いづらかった。

いつも思い出すんだ、あなたが言ったこと、
「いつまで意味ないことしてるん？」って
何も言えなかった、何も言えなかった。
いつもだったら適当に返すよね、笑っちゃってさ、適当にマイルドな反抗を。
本当に悲しかった。本当に悲しかったんだよ、僕。
そんなこと思ってたのね。

何か適当な感動でも作ろうか。
忘れようよ、一時的でもいいから。
ありがたみが、すり減ってきてる。
蟹でも見つけて一本道走ろうよ、嬉しそうにさ。

すだち

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