身体的・精神的疲労は、「根拠のない勢い」とか「寝不足ゆえのテンションの高さ」とか等、若者が持ちうるパワー的なものは、40歳も半ばを過ぎると全く通用しないとしみじみと思う秋と冬の間である。若者よ、今のうちに基礎体力つけとけ。おばちゃんとの約束だぞ。
だから常にポジティブでいることが大切なのではなくて、ネガティブに陥ることがあっても、それをバネにして更にポジティブに復帰できるだけの、肉体と魂の粘り強さ、打たれ強さってものが、強くなる人の条件なのかもしれない。苦しみや悲しみを知っている人ほど、何があっても動じなくなっていくから。