私のこと大切にしてくれている。好きでいてくれている。と言う気持ちとは裏腹に増え続ける俺のことが好きな女たちに不安がよぎらないと言えば嘘になる。それでも私に「こんなにも誰かを好きになれるのね」と思わせてくれた。この気持ちを大事したい。そう思って不安を押し殺して日々を過ごしては見たものの押し寄せる不安を押し殺す度に、こんなにも好きだったんだ、とさらに好きの波に飲み込まれていく。もう引き返すことはできない。好きの波に飲まれ俺の深い愛の海に沈む俺のことが好きな女たちは恋のマーメイド。