なんだか無性に聴きたくなって、過去に自分が読んだ『烏の北斗七星』を聴きながら、昨日は眠った。そして今『注文の多い料理店』の文庫をひらく。くるくる光がよく回る電車の中で、少しの時間だけ自分の気配を消して、世界を物語でいっぱいにする。