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こけし
「子供はバカじゃないです。自分が子供の頃バカでしたか」
◆作品名
『ミステリと言う勿れ』
子供の頃の自分を最大限受容してくれる言葉だし、今の自分が子供と接する時に肝に銘じておかなくてはならない言葉だと思います。これに加えて、「大人になると子供の頃のことを忘れてしまう。誰しも子供だったのに」という趣旨の台詞が続くのですが、それも好きです。
ここで言う「バカ」は、勉強ができないということではなく、周囲の状況を察知したり感じたりすることができない、という意味だと思います。ボランティアや福祉の仕事を(ちょっとだけ)してましたが、子供だけでなく、障害のある方も、ワンちゃんやネコちゃんも、「脳のある生き物」は全部バカではないと思います。言葉の辞書通りの意味が通じなくても、相手の目線や声音、語気から必ず感じ取っています。伝わらないだろう、と思って言ったこともなんとなく意味が分かったりします。勿論、全てがそうではないですが、子供を甘く見て馬鹿にし、からかうというのは、子供だった頃の自分のこともバカにしてるということです。なんかチープな言い方で嫌ですが、相手をバカにするということは、自分を馬鹿にしていることになるってことになると思います。反論は勿論認めます。
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子供は馬鹿というより無知なだけだよね。大人が気づかないことも察知することがある
こけし 投稿者
コメントありがとうございます。無知が、単に知識がない、という意味でしたら全く同意致します。ただ、子供の無垢さを無闇矢鱈に礼賛する意図もなくて、ただ同じ生き物として、同じ立場として平等に接する事が大事、みたいなことをコネコネしています。