芋オタクの私が26年間で学んだこと

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マカロニ(26)

2025/02/14

長い独り言読まなくていいですよ、自分のための記録だからね。

今年で26歳。友達の話。
周りからは｢芋っぽい｣｢オタクっぽい｣みたいな扱いをされがちな、大学時代同期の友達がいる。私が田舎に住んでてオシャレに疎い自覚はあるから、と話しながら、自分を庇うみたいに自信なさげに笑う子。
でもすごく優しくて、周りを見ることが出来るんだよね。世間的にはもう既知のものとされてる流行(少し前で言うところのネコ型食パンとか、トゥンカロンとか)に出会った時に心から｢可愛いー！｣｢すごい何これ！食べない？！｣って素直な反応をする子なんだよね。
離れててお互い忙しいからたまにしか会えないけど、その感覚って隣で見ていると物凄くキラキラして見える。インスタやTikTokから、息をする度に目まぐるしく変わる情報を嫌というほど浴びてしまうと、忘れてしまいがち。
普段はそれなりに流行りの服を着て、時代遅れにならないメイクをして、｢あーはいはい、ここにもあるんだね〜あちこちで見るアレね〜｣みたいな、そんな感情で街を歩いてしまうけど、その子といるとどれだけ見てきた物でも全部もう一度キラキラに変わる。
アサイーボウルも、リボンのパンも、バレエコアの洋服も、リファのハートコームも、全部はじめ見た時は新鮮で、でも1~2週間もすれば｢みんな既に知ってるもの｣の扱いになって。｢もう知ってる｣が前提になってて。そんなのを吹き飛ばしてくれる唯一の存在だよね。
会うのが楽しみな友達。会ったら絶対、高校生の時のような楽しい思い出を作らせてくれる友達。
昨日はその子の希望で、お揃いのさくらんぼのイヤリングを買って、カフェでウサギのプリンを皿ごとﾌﾟﾙﾌﾟﾙさせて食べてきた。
仕事の愚痴大会にすらならない、傍から見ればしょーもないことをゲラゲラ笑って、とても良い時間だった。感謝しないとだなあ、と思う。

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