ちくま文庫で復活した、堀江敏幸編の『長谷川四郎傑作選 シベリヤ物語』がおもしろかったから、続けて『鶴』も買って読んでいるのだけど、どうして今まで本屋に定番として並んでいなかったのだろう、気軽に買えなかったのだろう、と不思議に思う。それくらいおもしろい。