ママ業の間に見つけたすきま時間の過ごし方

ひとが怒る原因の多くは、相手が自分の思い通りに動かないからだと思います

相手のためを思って、ということではありません
感情が論理を上回っているのです

だから、えてして普通とか、常識とかいう言葉が出やすくなりますね

普通や常識など、人によって違うものです
感情的になったひとは、そこがわかりません
基準は自分だと思い込んでいるからだと、僕は思います

短絡的なひとほど、本当はなだめるのが簡単です
何を求めているかわかるからです

ただ、わかっていても、やるやらないは自分が決めることです
必ずしもなだめるが正解ではありません

僕は相手をコントロールする心理学や脳科学は良しとは思いません
それは、邪であると考えます

だから、相手が怒ったことにフォーカスするのではなく、これからどうするかに集中します

僕の元を去るならそれもよし、互いの考え方の違いを認めて、それでも一緒にいたいならそれもまたよしと考えます

話し合いをするとしたら、それは冷静に行わなければならない
感情的になり、取り付く島がない状態では話もできませんし、成立しません

僕が思うのは、感情をあらわに怒れるひとは、きっと苦労や苦悩が少なかったのかな、ということです

思い通りにことが運ばない時、感情的になるのは子供です
子供は感情的になったら誰かがなだめてくれると知っています
だから、感情的になりますね

赤ちゃんが泣くのは、何かして欲しいことがあるからです
子供が感情的に不機嫌になるのは、その延長です

でも、大人はそうはいきません
感情的になってなだめてもらえる環境にいる大人がいたとしたら、僕は羨ましいです

そんな甘い世界に、少なくとも僕はいなかった
感情の行き着く先は、殴り合いのケンカや殺し合いです
ただただ、不毛で幼稚です
文明人のすることではない

人間には、言語コミュニケーションという手段があります
きちんと話し合えば、きちんとわかりあえる
僕はそう思います

理解する心を持って話し合いに望めば、大抵は和解できるものです

聖徳太子は言いました、和をもって尊しとなす

みんな少しづつ我慢して、少しづつ迷惑をかけて、かけられて生きるのが世の中というものです

僕はそう思うのです

#希望