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くずめろりゅかち
全てが鮮やかだった
七色に光る鳥の囀りを聞いて
甘い匂いのする鮮やかな赤色のゼラニウムの花畑をみて
本当に頬が落ちるような美味しいコース料理を食べて
今思えば夢を見ていたのかもしれない
鮮やかな物に触れて回って、それがとても楽しくて
それが当たり前になっていて
気づけば君を見失っていた
気づけば隣から居なくなっていた
色を失った世界はとてもつまらなくて
自分で色付けでもどこか満足いかなくて
初めて君の存在の大きさを知った
今や灰色になった鳥は不協和音を奏で
何を食べても味なんてしなかった
泣いて駆け回って彼女を探した
彼女のお気に入りの日傘が見つかり、
靴が見つかり、髪留めが見つかった
その道を辿っていくと、彼女が身につけていた物がどんどん見つかったっていった
最後、彼女の帽子を持ち上げた時、その下に今や色を失ったゼラニウムを見つけた
初めて、僕は彼女の気持ちに気がついた
初めて、完全に彼女を失ったのだと気がついた
そんな灰色の世界で、僕は今日も立ち尽くしている
不器用な色塗りを続けながら
でも、あのゼラニウムだけは塗れなかった
塗ってしまえば、彼女の気持ちを、存在を否定する事になる気がしたから───
#罰ゲーム
#今日の恋愛ポエム
#ゆこ絶対許サンバ
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典「海…(も結局日差しで暑いな…だが海の家で一緒にカキ氷は食べたいしかし気の回る大包平は海の家を手伝いだしかねないエプロン似合うないちご練乳が溢れて素肌に雫が)」
「つまり水着エプロンか…」
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くずめろりゅかち 投稿者
※補足 赤いゼラニウムの花言葉は「君ありて幸福」「あなたがいて幸せ」 色を失った、つまり白いゼラニウムの花言葉は「あなたの愛を信じない」「偽り」 俺の過去の恋愛譚モチーフにしたポエムですねぇ( ◜ᴗ◝ ) 知る人ぞ知るって感じだけど