小さい頃、絵本の作者さんを大変尊敬していた。「だいいち、こんなきれいな字、わたしには書けない。すごいなー」活字というものを知ったのは、かなり後のこと。絵本の作者さんは、全部自分で一冊一冊作っていると思い込んでいた。