緊急車両のサイレンの違いを解説！消防車が奏でる警鐘の秘密とは？

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継国縁壱

2024/02/12

消防車のサイレンの違い知っていますか？🚨

消防車のサイレン音の違いで災害の種類がわかります。
消防車の「カンカン」音は警鐘といい、火災で出動するときサイレンと同時に鳴らし、周辺住民や消防団に火災の発生を知らせます。
警鐘は元々、火の見やぐらなどに設置されていたものだそうです。

「ウー、ウー、ウー、カンカンカン」
火災の通報を受けて現場に向かう際は、サイレンと警鐘を「カン、カン、カン」と３回ずつ鳴らします（3点鐘）

「ウー・ウー・ウー」
事故現場での救助や警戒・救急支援などの火災以外の出動は、サイレンのみ鳴らして出動します。

「カン、カン」
以前は消火活動を終えて署に戻る際は、無事鎮火しましたと周辺住民に知らせる意味で、サイレンを鳴らさず警鐘を「カン、カン」と２回ずつ鳴らして（2点鐘）署に戻っていったそうですが、最近は「うるさい」などの苦情もあり鳴らさなくなったそうです。
最近では救急車🚑もサイレンを鳴らさないできてくれと言われるそうですが、緊急車両の走行は、サイレンと赤色灯🚨が法律で義務づけられているので、それは絶対できません。

火災発生時は、現場へはパトカーや救急車、消防車など多くの緊急車両が向かいます。どの緊急車両も一斉にサイレンを鳴らす中、警鐘には「消防車が来た」ことを明確に伝える役割もあるそうです。

また、昨今は救急車の出動要請が重複し、近くの救急車が出動中でどうしても遠方の救急車で対応せざるを得ない場合、心肺停止など一刻を争う救命処置が必要な場合には、救命救急士を乗せた消防車が先に到着して救命処置が行われるそうです。この場合「ウー・ウー・ウー」とサイレンのみ鳴らして出動します。

みなさん「カン、カン、カン」と鐘の音が聞こえてきたら、あ！どこかで火事だ🔥と覚えておいてください🚒