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kuraβ

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グレイディみかこさんの「ぼくはイエローで、ホワイトで、ちょっとブルー」を読んでいる。いまは2冊目の方。ゆる言語学ラジオを聴いていて、読みたくなって実際に読み始めた初めての本。

イギリスの田舎に住む日本人女性のエッセイ?ノンフィクション?中学生の息子を通じ、差別や格差など様々な、リアルな現状が綴られている。

日本人全般か、私個人かは分からないが、こういった問題への認識の粒度が、少なくとも私は荒すぎると感じた。なるほど。確かに。言われてみれば。。。

歴史はここまでミクロに見ると、膨大になりすぎてしまうし、後から編集されるものだけど、現在の問題は、これくらいミクロで見ないと何も判断できない。というか偏る。

フランスの移民関連のゴタゴタも、とてつもなく複雑なんだなと言うことが、イギリスの中学生の話しを通じて分かる。


実は、今度、南アフリカの人と会うことになった。実にタイムリーなインプットであった。


ところで、この、グレイディみかこさん。文章がうますぎません?ワードのチョイスも、ストーリーの進め方も。伏線回収なんて芸術的。この世で1番重いテーマなんじゃないかって内容が、スッススッス入ってくる。
ほとんどの人が到達しないところの、その先にある、更に大きなキャズムの向こう側にいる存在みたいな。敬服する。
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コメント

アスリ

アスリ

1 GRAVITY

とてもいい作品。 職場にいる70代の方にも貸して一緒に世代も超えて多様や格差を語らったのを思い出しました。 息子さんのリアルがとても私にも刺さりましたね。 たしかに。小気味よく、スッスッと読めちゃいました。 日本にいると、差別 格差は今でこそオリンピックやサミット前に政府が取り組んでる風に匂わせるだけのアイテム問題。まだまだこの分野後進国な日本としてはぜひ、この作品教科書にでも載ってほしいです。夏休み課題図書として甥っ子姪っ子に送ってみようかな。

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kuraβ
kuraβ
いま2を読み終わりました。 日本の差別や格差への関心の低さは、おそらくそれがまだクリティカルな問題になっていないからで、それはそれで良いことなのかなと思いつつ、例えばイジメみたいな問題は昔からあって、多分今時のはメンタル的に昔よりずっとダメージが大きそうと感じたりもするけど、それは大人が思ってるだけで、当事者たちは、もっとかも知れないし、全然かも知れない。 教育がもっと取り扱うべきだとは思うけど、日本人の道徳的な基盤は、基本仏教的な思想の上に、生活に密着して築かれていると考えると、教育ではなく親や地域が、つまりは我々世代が担うべき内容なのかとも。
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