駆回る子等と戯る散る花の声ゆららかに春惜しみける 片言で泣きじゃくりし幼子の私のおきにの靴はどこ鼻頭赤らめて 笑顔差し出しくる椀内に団子虫の点てられてをりとてもゝ良いお点前で合掌 春泥は型抜きされてオーブンヘかたばみの花villa風味 紫陽花若葉小人のお家に巻いゝかむり黒々と訪ねきし今もキライ ぼうたんの影揺らぐる筵座に母の心意気二つ真似事御ままごと 看護生芯の真直ぐにちゅーりっぷ 風光る付箋多かるノート哉 歳月は我等咲かせて揺るぎなし 金色の週間へ神は光の如く
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toki
「戯る散る花の声」 チューリップが、風にそよぐ様、を思い浮かべました